保土ヶ谷耳鼻咽喉科のブログ

jibika55.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 02月 ( 13 )   > この月の画像一覧


2015年 02月 28日

異物

昨日は当直でした。
桜木町にある横浜市夜間急病センターへ出動していました。昨夜は耳鼻科救急の定番、異物のオンパレード。魚の骨と並び多いのは、小児の鼻腔や外耳道の異物。小さな子供は、鼻の穴や耳の穴に入りそうな物ならなんでも入れてしまいます。特に困るのは、BB弾のような球体の物。取り出すのに工夫とテクニックを要します。そして、異物を入れる子は同じ事を繰り返す傾向があるので注意が必要。かわいそうだけど、見つけた時にきちんと叱ってあげましょう。
そんなオンパレードが終わって、さあ帰ろうと思ったら終了直前に激しい鼻出血が救急車で来院!
結局、大幅な残業となってしまいました。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-28 08:27
2015年 02月 26日

花粉対策8

既にシーズンイン。
先週から本格飛散となり今週は、患者さんが急増しています。最後に、このシリーズで触れなかった情報をいくつか。患者さんからよく聞かれる「一発で花粉症が治る注射」、これは「ケナコルト」というステロイドの筋肉注射のことです。多くの副作用があり、効果とリスクを天秤にかけると花粉症患者さんにお勧めできる治療法ではありません。特別な事情がない限り、耳鼻科医でこの注射をしてくれる先生はいないはずです。
そして、花粉対策で有効なのはリアルタイムの情報。「花子さん」などネットの花粉情報の精度はどんどん進化しています。是非、ご活用下さい。
花粉症はシンプルな病気。花粉を浴びなければ、吸い込まなければ発症しません。究極の花粉対策は、シーズン中、海外に逃避することです。国内なら北海道か奄美大島以南でもOK。それが無理な多くの人に本シリーズが参考になることを願ってやみません。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-26 08:02
2015年 02月 24日

花粉対策7

舌下免疫療法続き
さて、今のところ根治が期待できる唯一の治療法である免疫療法。しかも注射をしなくていいという舌下法ですが、問題点もいくつかあります。最大の問題は、そもそもアレルギーを起こす物質を体内に取り込むので副反応を起こすこと。口の中の粘膜が腫れる人が多いようです。これは数時間で消失しますが、怖いのはアナフィラキシー。放っておくとショック状態となり生死に関わります。今の所、報告はありませんが、症例数が増える今後を注視したいと思います。2番目の問題は治療の継続性です。治療期間は3年以上。花粉の飛ばないシーズンも毎日忘れずに舌下しなければいけません。去年の秋に始めてドロップアウトした人が少なからずいるようです。こうして3ねん継続しても、効果の出ない人が2-3割はいると言われています。かなりの決意と根気が要求される治療法だということがお分かり頂けたと思います。当院では、発売開始後1年間は、様子を見る予定です。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-24 08:01
2015年 02月 23日

花粉対策6

舌下免疫療法について。
これまで紹介した薬物療法も手術も対処療法ですが、これは根治を期待できる根本療法です。方法は簡単、杉花粉のエキスを舌下に数滴垂らしてしばらく口に含み、その後飲み下すだけ。これを毎日続けて、少しづつ杉花粉に身体を慣らし、体質改善させようという方法です。最初の投与を除けば自宅でできる治療で、通院も2週間に1度程度で大丈夫。夢のような治療ですが、元々は皮下注射で昔からあった治療法です。あまり一般的に知られていなかったのには、いくつか原因があります。投与方法が変わっただけで普及するのでしょうか?次回は、この治療の注意点について。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-23 07:58
2015年 02月 21日

花粉対策5

引き続き治療法について。
内服に併用する点鼻薬も有効です。ステロイドを含み、局所に効果を発揮しますが、予防効果が期待できるので内服同様、毎日きちんと使用する必要があります。そして手術。入院して粘膜を切除したり、神経を切断する方法もありますが、外来でできるレーザー手術も有効です。麻酔も含め30分以内で終わる施術ですが、1シーズン乗り切れます。発症してからの施術は症状を悪化させる可能性があるので2月上旬までに済ませておく方がいいでしょう。話題の舌下免疫療法については次回。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-21 08:03
2015年 02月 19日

花粉対策4

最後は治療法について。
やはり主役は飲み薬です。発症する前から飲み始める初期治療が有効です。横浜では、例年バレンタインデー前後が観測上の飛散開始日なので、2月に入ったら受診して下さい。少量の花粉でも反応してしまう敏感タイプの方は1月中から飲み始めることをお勧めします。大量の花粉に曝露され症状が強く出てしまうと、その後お薬が効きにくくなるのが花粉症の特徴。早めの受診を心がけましょう。他の治療法は明日に続きます。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-19 08:07
2015年 02月 17日

花粉対策3

続いて自宅の対策。
帰宅時には、玄関の外で服や帽子(あるいは髪の毛)をよくはたいてから家に入ること。花粉飛散時期には、せめて家の中はシェルターにしたいものです。洗濯物はなるべく外に干さず、窓の換気も早朝や夜間がお勧め。いったん室内に入った花粉は、落下と舞い上がりを繰り返して長期間にわたり症状を引き起こします。これを除去するのに空気清浄機が有効です。人の出入りが多い玄関近くやリビングの入り口に置くのが良いようです。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-17 08:20
2015年 02月 16日

花粉対策2

自分で出来る工夫を紹介します。
先ずは、マスク。鉄板の花粉対策です。鼻と口から入る花粉の遮断にこれ以上有効な方法はありません。そしてメガネと帽子。帽子はツバがあって起毛していないものを選んでください。もちろん、服装も起毛していない素材に。注意して欲しいのは、襟に付いたファー。顔の周りを花粉だらけにしてしまうのでNGです。気温が高くなり始めたら取り外しましょう。明日に続きます。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-16 08:24
2015年 02月 14日

花粉対策

先ずは、花粉の飛びやすい条件を知ること。
よく晴れて気温の高い日。雨上がりの翌日。乾燥して風の強い日。そして、昼過ぎから夕方にかけて。
これらを参考に、外出の予定を立てると良いでしょう。とは言え、出かけざるを得ない日も少なくありません。外出時の注意は、次回に。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-14 08:30
2015年 02月 12日

花粉第一陣

関東での飛散が確認されました。
実際には、少量の花粉は既に飛び始めていて、患者さんも受診していました。観測されない程度の花粉量でも発症する人は敏感タイプ。毎年、早めに初期治療を始めましょう。無防備に花粉を浴びて症状が強く出ると、その後、薬は効きにくくなります。花粉対策をしっかりして、最初に症状を強く出さないことがシーズンを乗り切る第一のコツです。浴びない、吸わない、持ち込まない。工夫してみてください。

[PR]

by hodogaya-jibika | 2015-02-12 08:09