これは、べろ(した)の裏側についている筋(すじ)の名前です。
鏡に向かって大きく口を開け、舌を上顎につけると舌の裏の中央に細い
一本の筋(すじ)が見えるはずです。この長さが短いのを「舌小帯短縮症」と
呼びます。以前は、発音や滑舌の悪さの原因になっていると考えられて
さかんに切って伸ばす手術が行われていましたが、。近年はあまり構語への
影響がないことがわかって経過を見るようになってきています。
つまり、耳鼻科ではとっくに過去の手術と言えるかもしれません。
ところが、最近は歯科の先生達がレーザーでこの手術をやっているようです。
この手術を勧められたら一度、耳鼻科専門医に相談した方がいいと思います。